
【スタイリングを長時間キープ!】おすすめの濡れ髪ヘアオイルを紹介!

目次
最近、「濡れ髪」という言葉を耳にしませんか。
トレンドの濡れ髪スタイルは、スタイリングオイルを使うことで手軽に作れるのです。ウェットな質感は、髪にツヤと束感を与え、こなれた印象を演出してくれるのが魅力的とされています。
この記事では濡れ髪スタイルの作り方から、人気のスタイリングオイルまでを詳しく解説します。おすすめのアイテムを紹介するほか、ドラッグストアで買えるプチプラアイテムも取り上げますので、自分に合ったヘアオイルを見つける参考にしてください。
そもそも「濡れ髪ヘア」とは?今っぽいスタイルの魅力を解説
濡れ髪ヘアとは、「髪の毛が濡れているかのようなウェットな質感に仕上げるスタイリング」のことです。
オイルやバームなどを使って髪にツヤと束感を出すことで、独特の「濡れ感」を表現します。このスタイルの魅力は、アンニュイでおしゃれな雰囲気を簡単に演出できる点にあります。パサつきがちな髪の毛もしっとりとまとまり、色気のある印象を与えてくれます。作り込みすぎていないのに、どこかこなれて見えるのが今のトレンドにマッチしていると言えるでしょう。
濡れ髪スタイリングにヘアオイルが最適な理由
濡れ髪を作るためのスタイリング剤はいくつかありますが、ヘアオイルは特に自然なツヤと束感を演出しやすいため最適とされています。
ワックスやジェルのように固まりすぎず、ベタつきにくいので、まるで元から潤っているかのようなナチュラルな仕上がりをキープできます。
また、ヘアスタイリングと同時に髪の保湿ケアができるのも大きなメリットです。オイルが髪の表面をコーティングし、乾燥や紫外線から守りながら、美しい濡れ髪スタイルを長時間セットしてくれます。
失敗しない!濡れ髪向けヘアオイルの選び方
理想の濡れ髪スタイルを叶えるには、自分に合ったヘアオイルを選ぶことが重要です。「オイル」と一言でいっても、テクスチャーや成分、香りなど様々な種類があり、どれを選べば良いか迷うかもしれません。
ここでは、濡れ髪スタイリングで失敗しないためのヘアオイルの選び方を4つのポイントに分けて解説します。自分の髪質やなりたい仕上がりをイメージしながら、オススメのオイル選びの参考にしてください。これらのポイントを押さえれば、最適な1本が見つかるかもしれません。
ポイント1:「テクスチャーの重さ」で理想のウェット感を決める
ヘアオイルのテクスチャーは仕上がりのウェット感を左右する重要な要素です。しっかりとした濡れ感を出し束感を強調したい場合は重めのテクスチャーのオイルが適しています。髪の広がりを抑え、しっとりとまとまりのあるスタイルを長時間キープできるため、髪が太い人や毛量が多い人にも向いています。
一方で、ナチュラルなツヤ感やサラッとした軽い仕上がりを好むなら軽めのテクスチャーを選びましょう。髪が細い人や猫っ毛の人が重めのオイルを使うと、髪がぺたっとしてしまうことがあるため軽めのオイルで自然な動きを出すのがおすすめです。
ポイント2:髪質や悩みに合わせて「保湿・補修成分」をチェック
スタイリングオイルには髪を美しく見せるだけでなく、保湿や補修をしてくれる成分が含まれているものも多くあります。乾燥によるパサつきや広がりが気になる場合は、アルガンオイルやホホバオイル、シアバターといった保湿効果の高い植物性オイルが配合されたものを選ぶと良いでしょう。特に、カラーやパーマを繰り返してダメージが蓄積している髪には、ケラチンやシルクなどの補修成分が含まれたオイルが適しています。
また、扱いにくいくせ毛には、髪一本一本をコーティングしてまとまりを良くするシリコン配合のオイルも有効です。自分の髪質や悩みに合った成分で選ぶことで、スタイリングしながらヘアケアも可能となるでしょう。
ポイント3:スタイリングを楽しくする「好みの香り」で選ぶ
毎日使うスタイリング剤だからこそ、香りは気分を左右する大切なポイントになります。ヘアオイルには、華やかなフローラル系、爽やかなシトラス系、リラックスできるウッディ系など、様々な香りのバリエーションがあります。「いい匂い」に包まれることで、朝のスタイリング時間がより楽しく、心地よいものになるでしょう。また、香りが一日中ふんわりと続くタイプなら、ヘアフレグランスの代わりとしても使うこともできます。
一方で、香水の香りを邪魔したくない人や、強い香りが苦手な人のために「無香料」タイプのオイルも販売されています。自分の好みやライフスタイルに合わせて、「心地よく使える香り」を選んでみてください。
ポイント4:「続けやすい価格帯」から選ぶ
ヘアオイルは日常的に使用する消耗品であるため、継続して購入できる価格帯かどうかも選ぶ上で重要な基準となるでしょう。最近では、ドラッグストアなどで手軽に購入できる「プチプラ」のヘアオイルでも、サロン品に劣らない高品質なものが増えています。初めて濡れ髪スタイリングに挑戦する場合や、色々試してみたい場合は、まずはお手頃な価格帯から始めてみるのが良いかもしれません。
一方で、美容室で扱っているような高価格帯のオイルは、こだわりの成分が配合されていたり、より高い補修効果が期待できたりもします。優れた「コスパ」の製品も多いため、自分の予算と求めるクオリティのバランスを考えて選ぶことが大切でしょう。
【目的別】濡れ髪作りにおすすめのヘアオイル
ここからは、具体的な濡れ髪作りにおすすめのヘアオイルを目的別に紹介します。
「サロンクオリティを求める人向け」「ドラッグストアで手軽に買える市販品」「髪にも肌にも使えるマルチオイル」の3つのカテゴリーに分けて、それぞれ人気のアイテムをピックアップしました。
これまで解説した選び方のポイントを踏まえながら、自分のなりたいスタイルやライフスタイルに合ったオイルを見つけてみてください。
サロンクオリティを求める人向けの人気ヘアオイル
美容室で仕上げてもらったような"ワンランク上"の濡れ髪スタイルを目指すなら、サロン専売品のヘアオイルがおすすめです。
①milbon エルジューダ グレイスオン セラム
公式サイト:エルジューダ グレイスオン セラム 120ml(120ml エルジューダ グレイスオン セラム): Elujuda ミルボン公式オンラインストアーズmilbon:iD
ミルボンの「エルジューダシリーズ」は、髪質や悩みに合わせて豊富なラインナップが揃っており、多くの美容師から支持されています。しっとりまとまるタイプから、サラサラに仕上がるタイプまで選べるため、理想の質感を追求できます。
ドラッグストアで手軽に買える市販のヘアオイル
濡れ髪スタイリングを気軽に始めたいなら、薬局やドラッグストアで購入できる市販のヘアオイルが便利です。
②Liese プレイフルケアオイル
公式サイト:プレイフルケアオイル/プレイフルワックス | 製品ラインナップ | リーゼ | 花王株式会社
リーゼの「プレイフルケアオイル」は、ベタつかない軽やかな使い心地で、自然なツヤと束感を作れる初心者にも扱いやすいアイテムとされています。手頃な価格で入手しやすいため、毎日のスタイリングに気兼ねなく使えるのが魅力でしょう。
③LUCIDO-L オイルトリートメント #EXヘアオイル
公式サイト:アルガンリッチオイルシリーズ|mandom|LUCIDO-L ルシードエル
ルシードエルの「オイルトリートメント#EXヘアオイル」も定番の人気商品。アルガンオイル配合で髪に潤いを与えながら、サラサラとした指通りの良い髪に仕上げます。
髪にも肌にも使える万能なマルチオイル
ヘアスタイリングだけでなく、ボディやハンド、ネイルケアにも使える「マルチオイル」は、1本持っておくと非常に便利なアイテムです。マルチオイルは、天然由来成分で作られているものが多く、肌にも優しいのが特徴です。
④N. ポリッシュオイル
公式サイト:N. ポリッシュオイル | ナプラ公式サイト
濡れ髪ブームの火付け役とも言えるこのオイルは、シアバターなどの天然由来成分のみでできており、髪に自然なツヤと動きを与えます。
使い終わった後に手を洗う必要がなく、そのままハンドケアに使える手軽さも人気の理由です。全身の保湿ケアも同時に行いたい人や、成分にこだわりたい人に向いている商品でしょう。
基本をおさらい!オイルを使った濡れ髪スタイリングの正しい手順
自分に合ったオイルを選んだら、次は正しい使い方をマスターしましょう。
簡単なステップを押さえるだけで、誰でも失敗なくおしゃれな濡れ髪スタイルを再現できます。この基本的なやり方は、女性だけでなくメンズのスタイリングにも応用可能です。オイル単体で仕上げるのが基本ですが、キープ力を高めたい場合はワックスやバームと混ぜて使うこともできます。
まずは、オイルだけで作る基本の手順をしっかりと確認していきましょう。
ステップ1:オイルを手のひらに均一に伸ばす
濡れ髪スタイリングを成功させるための最初の鍵は「オイルの量」を適切に調整することです。
量が多すぎるとベタつきの原因になり、少なすぎると濡れ感が出ません。髪の長さや髪質によって適切な量は異なりますが、目安としては、ショートヘアで1~2プッシュ、ミディアムヘアで2~3プッシュ、ロングヘアで3~4プッシュ程度から試してみてください。ただし、ヘアオイルの種類によっても適量は異なるため、商品のパッケージに記載されている使用量を参考にすることが重要です。細い髪には軽めのオイルを少量、太い髪には濃厚なオイルを使用するなど、髪質に合わせた選択も効果的です。
大切なのはいきなり多くつけるのではなく、「少量から始めて足りなければ足す」という意識です。手に取ったオイルは両手のひらでよく温めながら、指の間までしっかりと均一に広げましょう。こうすることで、髪全体にムラなくオイルを塗布する準備が整います。
ステップ2:髪の内側から中間、毛先の順になじませる
オイルを髪につける際は、順番が非常に重要です。
根元や髪の表面からつけてしまうと、トップのボリュームがなくなり、時間が経つと頭皮の油分と混ざってベタついた印象になってしまいます。まずは、髪を持ち上げるようにして、ダメージを受けやすい髪の「内側」からなじませていきましょう。次に、乾燥しやすい「中間」から「毛先」にかけて、髪を優しく握り込むようにしてオイルを浸透させていきます。
この手順を守ることで、トップのふんわり感を残しつつ、毛先にまとまりとツヤを与えることができ、バランスの良い仕上がりになることでしょう。
ステップ3:表面と前髪に束感をプラスして仕上げる
髪の内側と毛先にオイルをなじませたら、最後に全体の質感を整えます。
手のひらに残ったごくわずかなオイルを使い、髪の表面を軽くなでるようにして、パサつきやアホ毛を抑えながらツヤを出します。この工程を行うことで、髪全体に「統一感」が生まれます。
前髪は特にベタつきやすいため、新たにつけ足すのではなく、指先に残ったオイルだけで仕上げるのがポイントです。毛先を少量ずつつまむようにして、繊細な束感を作ると、シースルーバングのような軽やかでおしゃれな印象になります。
顔周りの後れ毛にも同様に束感を与えると、よりこなれた雰囲気を演出できるでしょう。
【髪の長さ別】もっとおしゃれに見せる!濡れ髪スタイリングのコツ
基本のスタイリング手順をマスターしたら、次は自分の髪の長さに合わせた一工夫で、さらに洗練された濡れ髪スタイルを目指してみましょう。
ショート、ミディアム、ロング、それぞれのレングスで、魅力的に見せるためのポイントは異なります。
ここで紹介するコツを取り入れることで、いつものスタイリングをぐっとおしゃれにし、周りと差がつく仕上がりを目指しましょう。自分のヘアスタイルに合ったテクニックを見つけて、日々のスタイリングを楽しんでください。
ショート・ボブヘアは毛先の動きを意識する
髪の長さが短い「ショート」や「ボブ」のスタイルは、全体をウェットにしすぎると重たい印象になりがちです。そのため、オイルで毛先に束感と動きを出すことを意識することがポイントになります。
スタイリングの際は、指先に少量のオイルを取り、毛先をつまむようにして外ハネや内巻きなどランダムな動きをつけましょう。これにより"軽やかさ"と"立体感"が生まれます。
また、耳周りや襟足の髪をタイトに抑えることで全体のシルエットにメリハリがつき、すっきりと洗練された印象に仕上がります。トップは根元のふんわり感をキープしつつ、毛先の質感で遊ぶのがおすすめです。
ミディアムヘアは外ハネで軽さを出す
肩につくくらいの長さで、重たく見えやすいミディアムヘアは、毛先に動きをつけて軽やかさを演出するのがおしゃれに見せるコツです。
特に、トレンドの「外ハネスタイル」と「濡れ髪」の組み合わせは相性が良く、簡単にこなれた雰囲気を出すことができます。ストレートアイロンやコテで毛先を軽く外側にカールさせた後、オイルを中間から毛先にかけてなじませ、カールをほぐしながら束感を作ります。全体にオイルをつけすぎず、毛先中心にツヤを集めることで、重さを感じさせないエアリーな濡れ髪スタイルが完成します。また、顔周りの髪をリバース巻きにするのもおすすめです。
ロングヘアは広がりを抑えツヤを強調する
ロングヘアは、髪の面積が広い分、「乾燥によるパサつき」や「広がり」が目立ちやすいという特徴があります。
濡れ髪スタイリングは、この広がりを効果的に抑え、髪全体に美しいツヤを与えてくれる最適な方法です。スタイリングの際は、特に乾燥しやすい毛先を中心に、やや多めのオイルをしっかりとなじませてまとまりを良くしましょう。
ストレートヘアの場合は、髪の表面を手のひらでなでるようにオイルをつけ、面を整えることでシルクのようなツヤが際立ちます。
ウェーブヘアの場合は、カールを崩さないように優しく揉み込みながらオイルをつけると、リッジが強調された立体感のあるスタイルになります。
「濡れ髪スタイル」を楽しみましょう
濡れ髪スタイルは、ヘアオイルを正しく使うことで、誰でも手軽に取り入れられる「トレンドのスタイリング」です。オイルを選ぶ際は、理想の仕上がりを左右する「テクスチャー」をはじめ、「保湿・補修成分」や「香り」、そして継続しやすい「価格」などを考慮すると良いでしょう。
さらに、ショートやロングといった髪の長さ別にスタイリングのコツを押さえることで、より洗練された印象を演出できるでしょう。
この記事を参考にして、自分に最適なヘアオイルを見つけ、日々のヘアアレンジを楽しんでください。