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【崩れない塗り方と仕上げのコツとは?】クッションファンデの使い方を解説!

【崩れない塗り方と仕上げのコツとは?】クッションファンデの使い方を解説!

目次

「クッションファンデ」とは、リキッド状のファンデーションが染み込んだスポンジをコンパクトケースに収めたベースメイクアイテムです。その特徴は、専用パフで肌に軽く叩き込むだけで、みずみずしいツヤ肌を手軽に作れる点にあります。この記事では、クッションファンデの基本的な使い方から、崩れを防ぐための塗り方、美しい仕上げを叶えるコツまでを詳しく解説していきます。下地や日焼け止め、保湿成分を兼ね備えた多機能な製品も多く、そのメリットを最大限に活かすためのポイントをご紹介しますので、自分に合った使い方を見つける参考にしてください。

時短でツヤ肌が手に入る?「クッションファンデ」の3つの魅力

魅力1:"ポンポン"するだけでベースメイクが完成する「手軽さ」

クッションファンデの大きな魅力は、その圧倒的な「手軽さ」にあります。コンパクトに内蔵されたスポンジにファンデーションが染み込んでいるため、フタを開けてパフで取るだけで、そのまま肌に塗布できます。下地や日焼け止め効果を兼ね備えたオールインワンタイプも多く、スキンケアの後にこれ一つでベースメイクが完了するため、忙しい朝の時間を大幅に短縮可能です。手を汚さずに使える手軽さも人気の理由で、初心者でも簡単に扱いやすいのが特徴です。また、多くのブランドから交換用のリフィルが販売されており、ケースを再利用できるためコスパの面でも優れています。

魅力2:リキッドのようなみずみずしい「ツヤ感」を演出できる

クッションファンデは、みずみずしいリキッド状のファンデーションを使用しているため、肌にのせると自然な「ツヤ感」を演出しやすいのが特徴です。パフでタッピングするように肌になじませることで、内側から潤いがにじみ出るような、生命感あふれる仕上がりを叶えてくれます。このツヤ効果により、肌の凹凸やアラが光で飛び、透明感のあるなめらかな肌に見せることができます。製品によってツヤの度合いは異なり、華やかな光沢感を出すタイプから、控えめで上品なセミツヤタイプまで多様な種類があります。なりたい肌の印象に合わせて仕上がりを選べるのも、クッションファンデならではの魅力です。

魅力3:美容液成分配合でメイクしながら「スキンケア効果」も期待できる

多くのクッションファンデには、ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分をはじめとする美容液成分が豊富に配合されています。これにより、メイクをしている間も肌の潤いを保ち、乾燥から守るスキンケア効果が期待できます。特に乾燥肌の人にとっては、日中のカサつきやメイク崩れを防ぐ助けとなってくれるでしょう。製品によっては、美白有効成分を含む薬用タイプや、肌への負担を考慮した優しい処方のものも存在します。肌悩みに合わせて選ぶことで、メイクアップと同時に肌を健やかに保つケアができる点も、大きなメリットの1つでしょう。

【初心者必見】クッションファンデの基本的な使い方4ステップ

クッションファンデの使い方は非常にシンプルですが、いくつかのポイントを押さえるだけで仕上がりが格段に向上します。ここでは、初心者でも簡単に真似できる基本的な使い方を4つのステップに分けて解説します。この手順に沿って実践すれば、誰でも簡単にプロのようなベースメイクに近づけることが可能になるでしょう。

ステップ1:パフの半分を目安にファンデーションを軽く押し当てる

まず、クッションファンデ用パフを使い、スポンジ部分にファンデーションを適量取ります。このとき、強く押し付けすぎないのがポイントです。軽く1〜2回、優しく押し当てるようにして、パフの半分程度にファンデーションが付くくらいが最適な量です。初めて使用する場合や、新しい製品をおろした直後は、ファンデーションが多く含まれているため、特に力加減に気を付けると良いでしょう。一度に多くの量を取ってしまうと、厚塗りや化粧崩れの原因になります。まずは少量から始め、カバー力が足りないと感じる部分にのみ重ね付けすることで、自然な仕上がりを保つことができるでしょう。

ステップ2:頬やおでこなど顔の広い部分から中心から外側へ塗る

ファンデーションをパフに取ったら、顔の広い部分から塗り始めるのが一般的です。例えば、頬から塗り始め、次に額、あごの順番で進める方法があります。顔の中心から外側に向かって、ポンポンと優しくタッピングするようになじませていきましょう。肌をこするように滑らせるのではなく、スタンプを押すように叩き込むことで、ファンデーションが肌にしっかりと密着し、毛穴をカバーしながらツヤ感を高めることができます。その後、パフに残ったファンデーションを使い、顔の他の部分へと広げていきましょう。

ステップ3:小鼻や目元はパフを折り曲げて細かくフィットさせる

小鼻の周りや目元、口元といった凹凸のある細かい部分は、パフをそのまま使うと均一に塗るのが難しい場合があります。このような箇所には、パフを二つに折り曲げて角を使うのが効果的でしょう。指でパフを挟むようにして角度をつけることで、細かな部分にもファンデーションをしっかりとフィットさせることができます。特に毛穴が気になる小鼻のキワや、皮膚が薄く動きやすい目元は、力を入れずに優しくトントンと叩き込むように塗布するのがコツです。このひと手間で、ヨレやムラのない、より完成度の高いベースメイクに仕上がります。

ステップ4:フェイスラインはパフに残った量で薄くぼかす

ベースメイクの最後は、フェイスラインを自然になじませましょう。フェイスラインにファンデーションが厚く乗っていると、顔だけが白く浮いて見えたり、首との色の境目がくっきりと分かってしまったりする原因になります。そのため、新たにファンデーションを付け足すことはせず、これまでの工程でパフに残ったごく少量を活用しましょう。顔の中心から外側、そして首に向かって、さっとぼかすように薄くのばしてください。髪の生え際も同様に丁寧になじませることで、自然な立体感が生まれ、引き締まった印象に仕上がるでしょう。

もう崩さない!ワンランク上の仕上がりを叶える4つのコツ

クッションファンデは手軽さが魅力ですが、汗をかきやすい夏や湿気がこもるマスク着用時には、どうしても崩れやテカリが気になりがちです。しかし、いくつかのコツを押さえるだけで、仕上がりの美しさと持続力を格段に高めることができるでしょう。メイク前のスキンケアから仕上げのパウダー使いまで、少しの工夫でワンランク上の肌が手に入ります。ここでは、長時間きれいな状態をキープするための4つのテクニックをご紹介します。

コツ1:メイク前の保湿ケアで肌の土台を整える

メイク崩れを防ぐためには、メイク前のスキンケアで肌の土台をしっかりと整えることが不可欠です。肌が乾燥していると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌され、テカリやヨレの原因となります。洗顔後、化粧水でたっぷりと水分を補給し、その後、乳液やクリームで油分を与えて水分が蒸発しないように蓋をしましょう。肌の水分と油分のバランスが整うことで、ファンデーションの密着度が高まります。スキンケア製品が肌に十分なじみ、表面のべたつきが収まってからベースメイクを始めるのが、ファンデーションを均一にのせるためのポイントです。

コツ2:化粧下地を仕込んで毛穴や色ムラをカバーする

クッションファンデの多くは下地機能を兼ね備えていますが、より美しい仕上がりを目指すなら、肌悩みに合わせた化粧下地の併用がおすすめです。例えば、皮脂によるテカリや崩れが気になる場合は皮脂吸着効果のある下地をTゾーンに、毛穴の凹凸が気になる場合はポアプライマーを部分的に使用すると効果的です。また、顔色のくすみや赤みといった色ムラを補正したい場合は、コントロールカラー機能を持つ下地を選ぶと、ファンデーションの色をきれいに発色させることができます。クッションファンデの下地として仕込むことで、ファンデーションの使用量を最小限に抑えられ、素肌感のある薄づきメイクが実現できるでしょう。

コツ3:滑らせずスタンプを押すように優しくタッピングする

クッションファンデを塗る際は、パフの動かし方が仕上がりを大きく左右します。パフを肌の上で滑らせるように塗布すると、摩擦によって肌に負担がかかるだけでなく、ファンデーションがムラになりやすく、毛穴落ちの原因にもなります。正しい塗り方は、肌に対して垂直に、スタンプを押すように優しくポンポンとタッピングすることです。この動作を繰り返すことで、ファンデーションが肌のキメに均一に入り込み、しっかりと密着してくれます。タッピングによってツヤ感も増し、崩れにくいベースメイクが完成するでしょう。特にカバーしたい部分には、軽いタッチで数回重ねて叩き込むと自然に仕上がります。

コツ4:仕上げのフェイスパウダーはテカリやすい部分にだけ乗せる

クッションファンデ特有のツヤ感を活かすためには、仕上げのフェイスパウダーの使い方が重要です。顔全体に粉をしっかりと乗せてしまうと、せっかくのツヤが消えてマットな質感になってしまいます。ツヤは残しつつ崩れを防ぐには、パウダーを部分的に使用するのがおすすめです。皮脂の分泌が多くテカリやすいTゾーン(おでこ・鼻)やあご、マスクが触れてヨレやすい頬やフェイスライン、前髪が当たる部分などに限定して、大きめのブラシでふんわりと乗せましょう。余分な油分をパウダーが吸収し、サラサラの肌をキープしながら、美しいツヤ感を損なわずに仕上げることができるでしょう。

【なりたい肌で選ぶ】20代・30代におすすめのクッションファンデ

数多くのブランドから発売されているクッションファンデの中から、自分にぴったりの商品を見つけるのは難しいことですよね。そこで、20代・30代の肌悩みやライフスタイルに合わせて、「なりたい肌」別におすすめのアイテムを厳選しました。話題の優秀な製品、今後も注目されるであろうアイテムなど、様々なクッションファンデをご紹介します。

①陶器のような「つるんとしたセミマット肌」に仕上げたい人向け

公式サイト:MASK FIT RED CUSHION - TIRTIR

ツヤ感を少し抑えた、陶器のようになめらかなセミマット肌を目指す人には、TIRTIRの「マスクフィットレッドクッション」がおすすめです。高いカバー力と肌への密着力を両立しており、軽い付け心地でありながら、肌の赤みや色ムラをしっかりと補正してくれます。肌にのせるとサラリとしたパウダー状に変化し、つるんとした美しい仕上がりを最大72時間キープしてくれるでしょう。美容成分が肌に潤いを与え、乾燥による崩れも防いでくれます。マスクへの付着が少ないことでも人気となっており、崩れにくさを重視する人に特におすすめのアイテムです。

②ニキビ跡や毛穴を隠す「カバー力重視」の優秀アイテム

公式サイト:ネオクッション マット N | LANEIGE Japan | Laneige Japan

ニキビ跡やシミ、そばかす、目立つ毛穴など、肌悩みをしっかりと隠したいカバー力重視の人には、LANEIGEの「ネオクッションマット」がおすすめです。まるでコンシーラーを使ったかのように、気になる部分を一度でパーフェクトにカバーしてくれる高い補正力が魅力的です。超軽量のパウダーが採用されており、肌に薄く均一に密着するため、ハイカバーでありながら厚ぼったさを感じさせません。汗や皮脂に強く、長時間崩れにくいネオカバークッションとして人気を集めています。

③ドラッグストアで買える!お財布に優しい「プチプラクッションファンデ」

公式サイト:クッションファンデ | プロフィニッシュクッション | INTEGRATE | 資生堂

クッションファンデを手軽に試してみたい人やコストを抑えたい人には、ドラッグストアで購入できるプチプラアイテムがおすすめです。INTEGRATEの「プロフィニッシュクッション」は、手に取りやすい価格でありながらプロが仕上げたような本格的な肌作りを叶えてくれます。独自の高密着フィルター処方により毛穴や色ムラをしっかりとカバーし、透明感のあるつるんとした肌に仕上がります。優れたコストパフォーマンスで、日常使いに最適なアイテムです。SPF50+・PA+++で紫外線対策も万全です。

これってどうなの?クッションファンデのよくあるギモンを解決

手軽で便利なクッションファンデですが、初めて使う人にとっては日焼け止め効果の有無やパフのケア方法など、気になる点も多いかもしれません。韓国コスメでよく見かける21号や23号といった色の選び方や、クッションファンデが苦手だと感じる場合の対処法など、初心者が抱きがちな疑問をここで解決していきましょう。基本的な知識を身につけることで、より安心してクッションファンデを使いこなせるようになるはずです。

Q. クッションファンデに日焼け止め効果はある?

現在市販されているクッションファンデのほとんどには、日焼け止め効果が含まれています。パッケージに「SPF」や「PA」といった表示があり、その後に続く数値や「+」の数で紫外線防御効果の高さが示されています。製品によってはSPF50+/PA++++といった非常に高い数値を誇るものもあり、日常生活における紫外線対策としては十分な場合が多いです。しかし、レジャーやスポーツなど、長時間屋外で強い紫外線を浴びる状況では、汗でファンデーションが落ちてしまうことも考えられます。そのため、日焼け止めを事前に塗布し、クッションファンデでこまめに塗り直すといった併用が良いでしょう。

Q. パフはどのくらいの頻度で洗えばいい?

パフは直接肌に触れるため、常に清潔な状態を保つことが重要です。使用済みのパフには、ファンデーションの残りに加え、皮脂や汗、ほこりなどが付着し、雑菌が繁殖しやすい環境にあります。これが肌トラブルの原因となることもあるため、パフの洗浄頻度は使用頻度やパフの種類によっても異なりますが、一般的には、使っていない面がなくなったら洗うのが理想的とされています。片面タイプのパフは毎日、両面タイプのパフは2日に1回洗うのが望ましく、少なくとも2~3日に1回は洗うのが目安とされています。洗浄する際は、中性洗剤や専用のパフクリーナーを使い、ぬるま湯で優しく揉み洗いしましょう。洗った後はタオルで水気をしっかり取り、風通しの良い日陰で完全に乾かしてからケースに戻してください。直射日光はパフを傷める原因になるため、日陰で乾かすことが大切です。洗い替えのパフをいくつか用意しておくと、乾くのを待たずに済むので便利でしょう。

Q. 外出先でのスマートなメイク直しの方法は?

クッションファンデはコンパクトで持ち運びやすく、化粧直しにも最適なアイテムです。スマートにお直しをするには、まずティッシュペーパーやあぶらとり紙で崩れた部分の余分な皮脂や汗を軽く押さえて取り除くと良いでしょう。次に、ファンデーションが付いていないきれいなスポンジやパフの面で、ヨレた部分を優しくなでるようにしてならし、肌表面を均一にします。このひと手間を加えることで、上から重ねるファンデーションがムラなくきれいに仕上がることが期待できます。最後にクッションファンデをパフにごく少量取り、崩れが気になる箇所にだけ、ポンポンと軽く叩き込むように重ね付けしましょう。

Q. クッションファンデの使用期限はどのくらい?

化粧品の使用期限は製品や保管状況によって異なりますが、未開封の状態であれば、製造から約3年が期限とされています。しかし、一度開封したクッションファンデは、空気に触れることで品質が変化し始め、雑菌も繁殖しやすくなります。そのため、開封後は半年から1年以内、できれば衛生面を考慮して3ヶ月〜半年で使い切ることが推奨されています。特に、直接パフでスポンジに触れるクッションファンデは、清潔に保つことが重要です。リフィルを交換する場合も、本体ケースを開封した時点からの期間を目安に考えましょう。

クッションファンデを使いこなし、レベルアップしてみましょう!

クッションファンデは、専用パフで肌に叩き込むだけで、みずみずしいツヤ肌やなめらかなセミマット肌を手軽に作れる優れたベースメイクアイテムです。美しい仕上がりを長時間キープするためには、メイク前の保湿ケアで肌の土台を整え、必要に応じて化粧下地を併用することが効果的です。塗る際は、滑らせずに優しくタッピングする基本的な使い方を意識し、仕上げのフェイスパウダーはテカリやすい部分に限定して使用することで、特有のツヤ感を活かせるでしょう。また、パフを定期的に洗浄して清潔に保つことも、肌トラブルを防ぎ、きれいな仕上がりを維持するために重要です。


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