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クリスマスにおすすめの映画を厳選!定番クラシックから話題作まで紹介
目次
12月になり、クリスマスが近づくと、この時期ならではの映画を観たくなる人も多いのではないでしょうか。この記事では、クリスマスをテーマにしたおすすめの映画をご紹介します。有名で人気な海外定番作品から日本の傑作、今年のクリスマスに観たい最新タイトルまで、最高の映画を見つけるための情報をお届けします。人気のランキングとは異なり、様々なテーマの作品を網羅しているため、きっとあなたのお気に入りの一本が見つかるはずです。予告をチェックして、気になる作品を探してみてください。
クリスマスは心温まる映画で特別な時間を過ごそう
心温まる映画を鑑賞することは、クリスマスをより特別なものにしてくれます。感動的なストーリーや、観終わった後にほっこりとした気持ちになれる作品は、大切な人と過ごす時間を豊かに彩るでしょう。映画の世界に浸ることで、日常を離れてハッピーな気分を感じることができ、楽しいクリスマスの思い出がさらに深まります。そんな幸せのひとときを、お気に入りの映画と共に過ごしてみてはいかがでしょうか。
【シーン別】あなたにぴったりのクリスマス映画を見つけよう
クリスマスを誰と過ごすかによって、観たい映画のジャンルは変わってきます。例えば、恋人と二人でロマンチックな雰囲気に浸りたい時、家族みんなで笑い合いたい時、あるいは友達と集まって盛り上がりたい時など、シチュエーションは様々です。また、1人でリラックスしたひとときを過ごしたい方もいるでしょう。この記事では、恋人、家族、子ども、友達など、様々なシーンに合わせて観たいおすすめの映画を厳選しました。あなたの好きな過ごし方にぴったりの一本がきっと見つかります。
まずはコレ!絶対に外さないクリスマスの定番映画
何十年にもわたって世界中の人々から愛され続ける、クリスマスの定番映画は、まさに名作と呼ぶにふさわしい作品ばかりです。特に、昔のクラシック映画には、現代の作品にはない独特の魅力があります。古い映画の多くはニューヨークを舞台にしており、古き良き時代のクリスマスの雰囲気を存分に味わうことができます。どの映画を観るか迷った際には、まず以下の作品から選んでみると間違いありません。
①『三十四丁目の奇蹟』(Miracle on 34th Street, 1947年)
ニューヨークのデパート「メイシーズ」で、サンタクロース役を任された老人が、自分こそが本物のサンタクロースだと主張し始めます。この主張を巡って、彼の精神鑑定が行われ、ついには裁判にまで発展します。クリスマスを信じない現実的な少女スーザンと、彼女を育てる母親。そしてサンタを信じようとする人々を通して、「信じる心」の素晴らしさとクリスマスの夢を描いた不朽の名作です。
②『ホワイト・クリスマス』(White Christmas, 1954年)
第二次世界大戦でコンビを組んだ元軍人のボブとフィルが、除隊後にブロードウェイでスターとなり、歌手兼ダンサーの美人姉妹と出会います。彼らはひょんなことから、かつての恩人である元上官が経営するバーモント州の寂れた宿を訪れます。宿を救うために、ボブとフィル、そして姉妹が協力して大々的なクリスマスショーを企画する、ビング・クロスビー主演のミュージカル映画の傑作です。タイトルにもある名曲「ホワイト・クリスマス」は世界中で愛されています。
③『クリスマス・キャロル』(A Christmas Carol, 1938年)
チャールズ・ディケンズ原作の小説を元にした作品で、多数の映画化・アニメ化がされています。ここでは原作の物語の根幹をご紹介します。主人公は、強欲で冷酷な老人スクルージ。クリスマスイブの夜、彼の前に過去、現在、未来のクリスマスの精霊が現れ、彼の人生と周囲の人々の姿を見せつけます。この体験を通して、スクルージが心を入れ替え、クリスマスの精神と慈愛に満ちた人間に生まれ変わるまでの感動的な物語です。
恋人と観たい!ロマンチックな気分になれる恋愛映画
クリスマスは恋人同士で特別な時間を過ごす方も多いのではないでしょうか。そんな夜にはロマンチックな気分を盛り上げてくれる恋愛映画がぴったりでしょう。二人の約束の夜を素敵な映画で彩ってみてはいかがでしょうか。
④『ホリデイ』(The Holiday, 2006年)
ロサンゼルスに住む映画の予告編制作会社社長のアマンダと、ロンドンの新聞記者であるアイリス。恋愛に疲れた二人は、クリスマスの休暇を利用してお互いの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を決行します。見知らぬ土地で全く違う生活を送る中で、それぞれが新たな出会いと、自分を見つめ直す時間を見つけ出すロマンティック・コメディです。キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットの魅力的な演技が光ります。
⑤『ラスト・クリスマス』(Last Christmas, 2019年)
ジョージ・マイケルの名曲に着想を得た、ロマンティックで心温まるヒューマン・ドラマです。歌手になる夢を諦め、クリスマス・ショップの“エルフ”として働くケイトは、病を乗り越えたものの自暴自棄な毎日を送っています。そんな彼女の前に、謎の青年トムが現れ、ケイトの冷え切った心を少しずつ溶かしていきます。ロンドンの美しいクリスマスの景色と、最後に明かされる感動的な真実が胸を打ちます。
⑥『NOEL ノエル』(Noel, 2004年)
クリスマスのニューヨークを舞台に、孤独を抱える人々の人生が交差する群像劇です。入院中の母を抱える女性、警備員の男、そして恋人との関係に悩む警察官など、様々な立場の人物がクリスマスの奇跡を求めます。ペネロペ・クルス、スーザン・サランドン、ポール・ウォーカーら豪華キャストが共演しており、クリスマスの夜に訪れる、ささやかな希望と愛の物語が描かれます。
⑦『8人の女たち』(8 femmes, 2002年)
雪に閉ざされたフランスの豪華な邸宅で、一家の主人が殺害されます。屋敷には、妻、娘、義妹、メイドなど8人の女性だけ。彼女たちは互いに疑心暗鬼になりながら、犯人捜しを始めます。全編を通して繰り広げられる、歌とダンスを交えたミュージカル・ミステリーです。カトリーヌ・ドヌーヴやイザベル・ユペールといったフランス映画界のトップ女優たちが豪華絢爛に共演し、華やかで毒のあるクリスマスの夜を彩ります。
家族で笑って感動!心温まるファミリー向け映画
家族みんなで楽しめるファミリー向けのクリスマス映画は、笑いと感動に満ちています。子供から大人まで、世代を超えて楽しめるクリスマス映画は、家族の絆や「信じる心」の大切さを教えてくれます。雪景色の魔法、サンタクロースの奇跡、そして何よりも温かい家族の愛が詰まった傑作の数々を、ぜひ今年のクリスマスのお供に選んでみませんか? 家族みんなで素敵な感動を分かち合いましょう!
⑧『ジングル・オール・ザ・ウェイ』(Jingle All the Way, 1996年)
仕事一筋で家族を顧みない父親ハワードが、息子ジェイミーに最高のクリスマスプレゼントである人気ヒーロー人形「ターボマン」を贈ろうと奮闘するコメディです。しかし、クリスマスイブ当日、ターボマンはどこも売り切れ。ハワードは他の父親やライバルと、おもちゃを巡る壮絶な争奪戦を繰り広げます。アーノルド・シュワルツェネッガー主演で贈る、家族愛とクリスマスの狂騒を描いたドタバタ劇です。
⑨『エルフ〜サンタの国からやってきた〜』(Elf, 2003年)
サンタの国で育った人間の男の子バディが、自分が人間であることを知り、本当の父親を探すためにニューヨークへ旅に出るファンタジー・コメディです。純粋で世間知らずなバディが都会で巻き起こす騒動が笑いを誘います。クリスマスの魔法を信じ続けるバディの姿を通して、忘れかけていた大切なものを思い出させてくれる、心温まる作品です。
⑩『グリンチ』(How the Grinch Stole Christmas, 2000年)
ジム・キャリー主演の実写映画で、Dr.スースの有名な絵本を映画化した作品です。フー村の住人が大好きなクリスマスが大嫌いなひねくれ者、グリンチ。彼はクリスマスの喜びを奪おうと、村から飾り付けやプレゼントを盗み出そうと企てます。しかし、小さな少女シンディ・ルーとの出会いを通して、グリンチの閉ざされた心にも変化が訪れます。
⑪『クリスマス・クロニクル』(The Christmas Chronicles, 2018年)
『クリスマス・クロニクル』は、クリスマスを信じない兄のテディとサンタクロースの存在を信じる妹のケイトが、サンタクロースの存在を証明しようと、サンタのソリに潜り込むところから物語は始まります。しかし、いたずらが原因でソリが墜落し、サンタのプレゼント袋が紛失。二人はサンタと一緒に、朝までにプレゼントを配り終えるというミッションに挑みます。カート・ラッセルが演じる型破りなサンタが魅力の、Netflixオリジナル作品です。
⑫『東京ゴッドファーザーズ』(2003年)
『東京ゴッドファーザーズ』は、クリスマスの夜、東京の片隅でゴミを漁るホームレスの3人組、元競輪選手のギン、元ドラァグクイーンのハナ、家出少女のミユキが、ゴミ捨て場から赤ん坊を見つけるという物語です。彼らはその赤ちゃんを「清子」と名付け、親を探す旅に出ます。大都会・東京を舞台に、様々な人との出会いや奇跡を通して、家族や愛の形を描いた今敏監督によるアニメーション作品です。
⑬『ホーム・アローン』(Home Alone, 1990年)
『ホーム・アローン』の主人公は、クリスマスの家族旅行で、うっかり家に一人置き去りにされてしまった8歳の少年ケビン。彼は一人で留守番をエンジョイしますが、そこに「泥棒コンビ」がやってきます。ケビンは家にある様々なものを利用した巧妙な仕掛けで、泥棒たちを撃退しようと奮闘します。世界中で愛される、ユーモラスで心温まるクリスマスの定番コメディです。
子どもと一緒に楽しめるクリスマスアニメーション映画
ここでは、小さなお子様から大人まで、誰もがピュアな心で楽しめる夢と希望に溢れたアニメーション作品に焦点を当てます。信じる心の大切さや、家族の温かさを感じさせてくれる傑作ばかりです。愛らしいキャラクターたちと一緒に、今年のクリスマスを最高のファンタジーで彩りましょう。
⑭『ポーラー・エクスプレス』(The Polar Express, 2004年)
サンタクロースの存在を信じられなくなった少年が、クリスマスイブの夜に、北極点行きの謎の蒸気機関車「ポーラー・エクスプレス」に乗り込みます。この列車に乗った子供たちは、サンタの住む街へ向かう不思議な旅を体験します。キャストはトム・ハンクスが複数の役を演じていることで知られています。全編がモーションキャプチャーで制作された映像美が特徴であり、クリスマスの精神と、信じることの大切さを教えてくれるファンタジー・アドベンチャーです。小さな子どもでも楽しめる作品となっているため、ぜひ家族でご覧ください。
⑮『スヌーピーのメリークリスマス』(A Charlie Brown Christmas, 1965年)
『スヌーピーのメリークリスマス』は、チャールズ・M・シュルツ原作の「ピーナッツ」をアニメ化した、クリスマスの古典的名作です。クリスマス気分になれないチャーリー・ブラウンが、本当のクリスマスの意味を探求する物語です。質素でひょろひょろのクリスマスツリーを仲間たちと飾り付けようとするエピソードは特に有名です。ジャズを取り入れた美しい音楽と共に、商業主義に流されないクリスマスの本質を教えてくれます。
⑯『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(The Nightmare Before Christmas, 1993年)
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、ティム・バートン原案・製作のストップモーション・アニメーション映画です。ハロウィンタウンの人気者であるスケルトンのジャックが、偶然迷い込んだクリスマスタウンに魅了され、自分たちの手でクリスマスを再現しようと企てる物語。ホラーとファンタジーが融合した独特の世界観と、ダニー・エルフマンによるミュージカルナンバーが魅力です。
⑰『アーサー・クリスマスの大冒険』(Arthur Christmas, 2011年)
最新鋭の技術とシステムを駆使して、一晩でプレゼントを配るサンタクロース一家の奮闘を描いたCGアニメーションです。たくさんのプレゼントの中でたった一つ、届け忘れてしまったプレゼントがあることを知った不器用な次男アーサーが、引退した「グランパ・サンタ」と共に、古いソリに乗ってプレゼントを届けに行く大冒険に出ます。
⑱『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』(2011年)
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第15作目です。物語は、都知事への脅迫状をきっかけに、開通したばかりのダムと新設された村を舞台に展開します。雪に閉ざされた冬の山奥で、コナンたちは殺人事件と、ダム建設に隠された謎、そしてタイムリミットが迫る爆破テロに立ち向かいます。クリスマスの要素は薄いものの、雪景色の中での緊迫したサスペンスが繰り広げられます。
ちょっと変わったクリスマスを過ごしたい方向けの映画
心温まる定番映画だけでなく、少し刺激的なクリスマスを過ごしたい方には、アクションやサスペンスといったジャンルの作品もおすすめです。このカテゴリーで紹介するのは、一般的なロマンスやファンタジーの枠を超え、サスペンス、ユーモア、あるいはダークな要素を取り入れた、型破りな作品たちです。クリスマスという神聖な夜を舞台に、いつもとは違う、スリルと笑いに満ちた非日常的なクリスマスの夜を体験してみませんか。
⑲『戦場のメリークリスマス』(Merry Christmas Mr. Lawrence, 1983年)
『戦場のメリークリスマス』は、第2次世界大戦下のジャワ島にある日本軍の捕虜収容所を舞台にした、大島渚監督の作品です。規律を重んじる日本人と、それに抵抗する英国人捕虜たちの間で繰り広げられる、異文化・異質の価値観の衝突を描いています。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしが出演。クリスマスの名前を冠しながらも、戦争の悲劇と人間の尊厳を問う重厚なドラマです。
⑳『ダイ・ハード』(Die Hard, 1988年)
クリスマスイブの夜、別居中の妻を訪ねてLAのナカトミビルにやってきたNY市警の刑事ジョン・マクレーンが、テロリスト集団の占拠事件に巻き込まれます。彼はたった一人で、最新鋭の武器を持つテロリストたちに立ち向かうことになります。「これはクリスマス映画か否か」という論争が起きるほどですが、クリスマスの設定が物語の緊迫感を高める傑作アクション映画です。
㉑『ブラック・クリスマス』(Black Christmas, 1974年)
ここではオリジナル版(1974年)を紹介します。クリスマスの休暇で学生寮に残った女子大生たちが、謎の人物からかかってくる不気味な電話と、連続する失踪事件に巻き込まれていくホラー系映画の古典です。華やかなクリスマスとは裏腹の、暗く恐ろしいクリスマスイブが描かれています。
気になるクリスマス映画をお得に鑑賞する方法
観たいクリスマス映画が見つかったら、次はお得に楽しむ方法を考えましょう。近年では、動画配信サービス(サブスク)を利用するのが主流となっており、自宅で手軽に多くの作品を鑑賞できます。定額料金で数多くの映画が見放題になるだけでなく、サービスによっては無料期間が設けられていたり、特定の作品がテレビで放送されたりすることもあります。これらの方法をうまく活用することで、コストを抑えながらクリスマスの映画鑑賞を満喫することが可能です。
主要な動画配信サービスの配信状況をチェック
クリスマス映画を観るためには、まずNetflix、Amazonプライム・ビデオ(アマプラ)、Hulu、U-NEXTといった主要な動画配信サービスで目的の作品が配信されているかを確認しましょう。各サービスは、それぞれ独占配信やオリジナル作品を抱えているため、ラインナップに違いがあります。特にNetflixは、オリジナルのクリスマス映画も豊富で高い評価を得ています。月額料金や作品数、使いやすさなどを比較し、自分の観たい映画が多く含まれているサービスを選ぶのが効率的です。特定の映画がどのサブスクで視聴できるかは、作品名で検索すれば簡単に見つけることができます。
無料お試し期間を上手に活用するポイント
多くの動画配信サービスでは、新規登録者向けに無料お試し期間を提供していますが、注意点として無料期間が終了すると自動的に有料プランへ移行するケースがほとんどです。そのため、観たい映画のリストをあらかじめ作成し、期間内に計画的に視聴することが重要になります。解約を忘れないように、スマートフォンのカレンダー機能などを活用してリマインダーを設定しておくと、安心してサービスを利用できるでしょう。
クリスマスは映画を見て過ごしてみては?
クリスマス映画の選び方は多岐にわたりますが、作品の「音楽」に注目するのも一つの楽しみ方です。心に残る名曲や歌は、聖なる夜の雰囲気を一層盛り上げてくれます。特にミュージカル映画や、印象的なロックソングが使われている作品は、観賞後も長く余韻に浸ることができるでしょう。アメリカのハリウッドが制作するファンタジー大作はもちろん、フランスやスウェーデンといった国々が作るユニークな短編映画にも魅力的な作品が多く存在します。この記事を参考に、あなたにとって最高の音楽やストーリーを持つ一本を見つけ、特別なクリスマスをお過ごしください。