
【あなたにぴったりの香りは?】人気の種類のおすすめ香水をご紹介

目次
たくさんの種類がある香水の中から自分にぴったりの一本を見つけるのは、とてもわくわくしますよね。しかし、選択肢が多すぎて、どれを選べば良いか迷ってしまうことも少なくないのではないでしょうか。
そこで、この記事では香水の選び方から人気のブランドまで幅広くご紹介します。ぜひ、自分の好きな香りやご自分のなりたいイメージに合わせて、お気に入りのフレグランスを見つけるための参考にしてみてください。
自分にぴったりの香水を見つけるための3つの選び方
自分に似合う香水を見つけるには、いくつかのポイントがあります。まずは、香りの特徴を知り、自分のなりたいイメージに合ったものを選ぶことが大切でしょう。有名なブランドの名前だけで選ぶのではなく、香りの持続時間や系統で絞り込むと、より自分に合った物が見つかりやすくなるはずです。
ここでは、おしゃれでナチュラルな、あるいはクリーンな印象を与える香水など、理想の1本に出会うための具体的な選び方を3つご紹介します。
選び方①:香りの持続時間(賦香率)で種類を決める
香水は、アルコールに溶かした香料の濃度である「賦香率」によって、大きく4つの種類に分けられます。この賦香率の違いが、香りの持続時間や強さを決定します。
「オーデコロン」:最も濃度が低く、持続時間は1〜2時間程度と短く、ライトな香りが特徴です。
「オードトワレ」:オーデコロンより濃度が高く、持続時間3〜4時間で、日常使いしやすい軽やかさがあります。
「オードパルファム」:さらに濃度が高く、5〜7時間ほど香りが続き、しっかり香りを楽しみたい時に適しています。
「パルファム」:最も濃度が高く、少量でも7時間以上と長く香るのが魅力です。
コロンのように気軽に使いたいか、長時間香りを楽しみたいかなど、目的に合わせて種類を選ぶと良いでしょう。
選び方②:好みの香調(ノート)から探す
香水は、香りのタイプによって「香調(ノート)」と呼ばれる系統に分類されます。自分の好みの香調を知ることで膨大な種類の香水から理想に近いものを探しやすくなります。代表的な香調には、レモンやオレンジなど柑橘系の爽やかな「シトラス系」、ローズやリリー、ラベンダーなど花々の華やかな香りが特徴の「フローラル」、洋梨やラズベリーなど果実の甘い香りの「フルーティー」があります。また、木の香りや緑を感じさせる落ち着いた「ウッディ系」や石鹸のように清潔感のある「サボン」、官能的で深みのある「ムスク」も人気です。
ウォーターリリーやネロリ、チュベローズといった特定の香りを軸に探したり、和の雰囲気を感じさせるアロマやウッド、ココナッツのような個性的な香りから選んだりするのも良いでしょう。
選び方③:使うシーンや与えたい印象で選ぶ
香水は、いつ、どこで、誰と会うかといったTPOに合わせて使い分けることで、より洗練された印象を与えられます。例えば、ビジネスシーンでは周囲に配慮し、清潔感のある軽やかな香りを控えめに使うのがおすすめです。一方、デートやパーティーのような華やかな場面では、少し甘さのあるフローラル系などで個性を演出するのも素敵でしょう。リラックスしたい時や寝る前には、ラベンダーのような穏やかな香りが心を落ち着かせてくれるはずです。品のある大人な女性を演出したいのか、親しみやすい雰囲気を出したいのかなど、なりたい自分をイメージして香りを選ぶと香水選びがもっと楽しくなるでしょう。
【レディース】人気ブランドのおすすめ香水7選
数多くの香水ブランドの中から、特に女性からの支持が高い人気ブランドを厳選してご紹介いたします。最新のトレンドを取り入れつつ、ヨーロッパの伝統を感じさせる香水まで、それぞれのブランドが持つ魅力と世界観に触れてみましょう。夏らしい爽やかな香りを求める日や、少し背伸びして大人な雰囲気を纏いたい日まで、さまざまなシーンで活躍するおすすめの香水をご紹介します。自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼント選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
①記憶やシーンを香りで表現するMaisonMargiela(メゾン マルジェラ)の「バブル バス オードトワレ レプリカ」
公式サイト:バブル バス オードトワレ 「レプリカ」
「メゾン マルジェラ」のレプリカフレグランスは、「香りの記憶」をコンセプトに特定のシーンや体験を香りで再現する新しいアプローチを提案しています。例えば「バブル バス オードトワレ レプリカ」は、泡風呂に浸かるリラックスした瞬間を再現した香りで、日常生活に心地よさをもたらします。ファッションブランドならではのユニークな視点から生み出されるマルジェラの香りは、単に良い香りというだけでなく、その背景にある物語や情景を呼び起こす力があり、新しい香りの楽しみ方を提供してくれます。
②洗練された香りが魅力!Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)の「ウッド セージ & シー ソルト コロン」
公式サイト:ウッド セージ & シー ソルト コロン | ジョー マローン ロンドン Jo Malone London 公式
英国ロンドン発のライフスタイルブランド「ジョー マローン ロンドン」は、シンプルながらも洗練された香りで世界中の人々を魅了しています。最大の特徴は、「セントペアリング(香りの重ねづけ)」という独自の楽しみ方を提案している点です。異なる種類のコロンを組み合わせることで、自分だけのオリジナルの香りを作り出せます。単体でも十分に美しい香りですが、重ねることでより複雑で奥行きのある表情を見せてくれるでしょう。「ウッド セージ & シー ソルト コロン」は、人気の香りの1つで、爽やかさと官能性を兼ね備えた魅力があります。自然からインスピレーションを得た上質で気品あふれる香りは、纏う人の個性を引き立て、日常を豊かに彩ってくれる存在です。
③自由で大胆な女性を演出するYVES SAINT LAURENT(イヴ・サンローラン)の「リブレ オーデパルファム」
公式サイト:リブレ オーデパルファム|フレグランス・香水|イヴ・サンローラン・ボーテ公式オンライン ブティック
フランスのラグジュアリーブランドである「イヴ・サンローラン」が創り出す香水は、モダンで官能的、そして自由で大胆な女性像を表現しています。特にアイコン的フレグランスである「リブレ オーデパルファム」は、甘さの中にマスキュリンな要素やスパイシーなアクセントを効かせた、既成概念にとらわれない香りが特徴です。フランスのブランドらしい洗練されたエレガンスと挑戦的な精神が融合したその香りは、纏う人の内に秘めた情熱や自信を引き出し、個性を輝かせる力を持っています。特別な日や自分を表現したい時にぴったりのアイテムです。
④自然由来の成分にこだわる日本のブランド!SHIRO(シロ)の「サボン オードパルファン」
公式サイト:サボン オードパルファン | SHIROオフィシャルサイト
日本のブランドである「SHIRO」は、自然素材を活かした製品づくりで国内外から高い評価を得ています。日本生まれのブランドならではの繊細な香りが特徴で、酒かすやがごめ昆布など、ユニークな自然由来の成分を香水に採用しています。特に「サボン オードパルファン」は、清潔感あふれる香りで国内において不動の人気を誇ります。日常に優しく寄り添う香りは、強い香りが苦手な人でも使いやすい点が魅力です。シンプルで洗練されたデザインも多くのファンを惹きつけています。
⑤芸術的でストーリー性のあるDiptyque(ディプティック)の「オードパルファン フルール ドゥ ポー」
公式サイト:オードパルファン フルール ドゥ ポー 75 ml | Diptyque Paris
フランス・パリで1961年に設立された「ディプティック」は、当初テキスタイルなどを扱う店でしたが、後にフレグランス分野に進出しました。創業者の旅の記憶や自然からインスピレーションを得て、一つひとつの香りに物語が込められています。ハイブランドとは異なる独自の歴史を持つディプティックの香りは、芸術的な感性とストーリー性を持ち合わせています。世界的に有名な調香師が手掛けた「オードパルファン フルール ドゥ ポー」は、芸術的で詩的な香りで、多くの香水愛好家を魅了しています。
⑥ダイヤモンドのように輝く Tiffany & Co.(ティファニー)の「ティファニー ローズ ゴールド オードパルファム」
公式サイト:【オンライン限定】ティファニー ローズゴールド オー ドパルファム 1.6オンス(約 50ML) | Tiffany & Co.
アメリカ・ニューヨークを代表する世界的ジュエラー「ティファニー」のフレグランスは、ブランドの象徴であるダイヤモンドの輝きや気品からインスピレーションを得て作られています。特に「ティファニー ローズ ゴールド オードパルファム」は、ボトルに施されたダイヤモンドのブリリアントカットを思わせる美しいカッティングがジュエリーを身に纏うような高揚感をもたらします。ボトルにラメが入っているような輝きも魅力です。基調となる希少なアイリスの花の上品でパウダリーな香りが、モダンで洗練された女性らしさを演出するでしょう。ティファニーが表現する、時代を超えたエレガンスを感じられる香りをぜひお試しください。
⑦甘く可愛らしい世界観のJILLSTUART(ジルスチュアート)の「クリスタルブルーム オードパルファン」
公式サイト:ジルスチュアート クリスタルブルーム オードパルファン
「ジルスチュアート」の香水は、少女のような透明感と大人の女性のセクシーさを両立させたイノセント・セクシーな世界観が魅力です。フルーティーフローラル調をベースとした甘くみずみずしい香りが中心で、纏うだけでお姫様になったかのような幸福感に包まれます。特に「クリスタルブルーム オードパルファン」は、花々の香りが織りなす可憐な印象を与え、ティアの優しく包み込むような香りは、女性らしさを引き立てます。ダイヤモンドや宝石をモチーフにした美しいボトルデザインも特徴で、ドレッサーに飾るだけでも気分が華やぎ、可愛らしさを忘れないすべての女性に夢のあるフレグランスを提供しています。
知っておきたい香水の基本的なつけ方のポイント2つ
お気に入りの香水を手に入れたら、次はその香りを最大限に楽しむためのつけ方をマスターしましょう。せっかくの素敵な香りも、つけすぎてしまっては台無しです。
ここでは、香水をふんわりと上品に香らせるための基本的なポイントを解説します。正しいつけ方を身につけることで、自分も周囲も心地よく過ごせる香りの楽しみ方ができるようになるでしょう。
ポイント①:ふんわり香らせるための適量を守る
香水を上品に香らせるための最も大切なコツは「適量」を守ることです。一般的に、1〜2プッシュが基本とされていますが、香りの強さや種類によって調整も必要となるでしょう。特に香りが強いオードパルファムやパルファムは、1プッシュでも十分に香ります。つけすぎは自分では気づきにくく、周囲に不快感を与えてしまう原因にもなりかねません。
まずは、1プッシュから試してみて、香りの広がり方を確認しながら自分に合った量を見つけるのが良い方法です。ロールオンタイプやヘアミストのようなアイテムは、直接肌や髪につけるため、少量でもしっかりと香りが持続します。持ち運びには、5mlや10ml、30mlといったミニサイズのアトマイザーやミニボトルが便利で、外出先でのつけ直しにも役立ちます。
ポイント②:香りが引き立つおすすめの体の部位
香水は、体温が高い場所につけると香りが揮発しやすくなり、効果的に香りを広げられます。定番の部位は、手首の内側や耳の後ろ、うなじなど、脈打つ場所です。これらの場所は、皮膚が薄く血管が近いため、体温で香りが温められて立ち上りやすくなります。
また、香りは下から上へと昇っていく性質があるため、ひざの裏や足首、ウエスト周りにつけるのもおすすめです。動くたびに優しくふんわりと香らせることができます。
周囲への配慮も大切!香水を使う際の2つのマナー
香りは、個性を表現する素敵なツールですが、その感じ方は人それぞれです。自分にとっては心地よい香りでも、他の人にとっては不快に感じられる可能性もゼロではありません。そのため、香水を楽しむ際には、TPOや周囲への配慮を忘れないマナーが求められます。
ここでは、レストランでの食事や職場など、香水の使用を控えるべきシーンや状況に応じた香りの選び方について解説します。マナーを守ることで、よりスマートに香りのおしゃれを楽しめるようになります。
マナー①:香水の使用を控えた方がよい場所
香水の香りが広がりやすい場所や、香りが好ましくないとされる場面では、使用を控えるのが賢明でしょう。
例えば、病院のお見舞いやお葬式といった厳粛な場では、香りのするものは避けるのがマナーです。また、レストランや寿司店など、食事の香りを楽しむ場所でも香水はNG。料理の繊細な風味を損なってしまいます。満員電車やエレベーター、狭い車の中といった密閉された空間でも、香りがこもりやすいため注意が必要です。海外の国、例えばトルコやエジプト、タイなどでは香りが歓迎される文化もありますが、日本では控えめな香りが好まれる傾向を意識すると良いでしょう。
マナー②:TPOに合わせた香りの選び方
TPOに合わせて香りを使い分けることは、洗練された大人のマナーの一つです。
ビジネスシーンでは、周囲に不快感を与えないよう、シトラス系やサボン系といった清潔感のある軽やかな香りをほのかに香る程度につけるのが理想的です。一方、プライベートな時間や華やかなパーティーでは、フローラル系やオリエンタル系など、自分の個性を表現する少し印象的な香りを選ぶといいでしょう。世界最古の薬局として知られるフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラのような伝統と格式のあるブランドの香りは、フォーマルな場にもよく合います。状況に応じて香りを変えることで、より豊かな香りの楽しみ方が可能となるでしょう。
TPOに適した自分らしい香水選びを楽しみましょう
香水は、目には見えないながらも、その人の印象を決定づける力も持つ特別なアイテムです。世界中には、様々なブランドと香りが存在し、その中から自分だけの一本を探し出す旅は、自分自身を深く知るきっかけにもなるかもしれません。今回ご紹介した選び方や人気ブランドの情報をヒントに、ぜひ様々な香りを試してみてください。お気に入りの香りを味方につけて、毎日をより自分らしく、豊かに彩ってみてはいかがでしょうか。