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【初心者に適した筋トレは?】目的に合わせたおすすめトレーニングメニューを紹介!

【初心者に適した筋トレは?】目的に合わせたおすすめトレーニングメニューを紹介!

目次

筋トレを始めたいけれど、何から手をつけていいか分からない初心者の方も多いのではないでしょうか。特に女性の場合、男性のようにムキムキになりたくない、しなやかで引き締まった体を目指したいと考える方も少なくないでしょう。

そこで、この記事では初心者の方にも取り組みやすい、おすすめの筋トレメニューや継続するためのポイントを詳しくご紹介します。

3つの目的に合わせたトレーニング計画

筋トレを始める際は、目標を明確にすることが継続の鍵となります。健康維持、体脂肪減少、筋力向上など目的に応じてトレーニングの組み方や内容を調整することが重要です。

①健康維持や体力向上を目指す場合

健康維持や体力向上を目指す初心者の方には、全身をバランス良く鍛えるトレーニングがおすすめです。週2〜3回の頻度で、大きな筋肉群を中心に鍛えるメニューを取り入れると良いでしょう。

例えば、スクワットやプッシュアップ、プランクといった自重トレーニングは、特別な器具がなくても自宅で手軽に行えます。ジムに通う場合は、レッグプレスやチェストプレスなどのマシンも効果的です。筋肉に十分な休息を与えるためにも、トレーニングと休息のバランスを意識した計画を立てることが大切です。

②体脂肪の減少を目指す場合

体脂肪の減少、つまりダイエットを目的とする場合、筋トレと有酸素運動を組み合わせることが効果的です。筋トレによって筋肉量が増えると、基礎代謝が向上し、脂肪が燃焼しやすい体になります。有酸素運動は、筋トレ後に行うことで脂肪燃焼効果が高まります。

筋トレを週2回行い、その他の日にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を取り入れると良いでしょう。食事管理も合わせて行うことで、より効率的に体脂肪を減らし、引き締まった体を目指すことが可能です。

③筋力向上を目指す場合

筋力向上、特に筋肉の肥大を目指す場合、適切な負荷をかけた筋力トレーニングが不可欠です。女性の場合でも、しなやかで健康的な筋肉をつけることで、メリハリのある美しいボディラインを作ることができます。筋肉を効率よく成長させるためには、トレーニングで筋肉に刺激を与えた後、十分な休息と栄養補給を行う「超回復」のサイクルを意識することが重要です。

筋肥大を目的とするトレーニングでは、一般的に10~12回程度繰り返せる重さで、初心者の場合は3セットから始め、慣れてきたら4~5セットに増やすことが推奨されています。

主要な部位トレーニングメニュー5つ

全身をバランス良く鍛えることは、初心者にとって効果的なアプローチ方法です。ここでは、特に女性におすすめのメニューを部位ごとにご紹介します。これらの種目を組み合わせることで、効率的に全身を鍛えることが見込めるでしょう。

①胸

女性が大胸筋を鍛えると、バストアップやデコルテラインの改善、姿勢改善、肩こりの軽減といったメリットが期待できます。大胸筋は、胸部に位置する大きな筋肉で、腕を前方に動かす際に使われます。

初心者に適したおすすめメニューとしては、膝つき腕立て伏せや壁を使った腕立て伏せ、胸の前で手のひらを押し合う合掌トレーニングなどがあります。自重トレーニングでも十分な効果が得られるため、自宅でも手軽に取り組めます。ジムで行う場合は、チェストプレスマシンやペックフライマシンもおすすめです。軽めの負荷で15〜20回繰り返し、2〜3セット行うのが効果的です。トレーニング中は、胸の筋肉が収縮しているのを意識することが大切です。

②背中

背中の筋肉を鍛えることは、女性らしい引き締まった後ろ姿を作る上で非常に重要です。背中には、僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋といった大きな筋肉があり、これらを鍛えることで背中のぜい肉が取れてスッキリする、基礎代謝が上がり太りにくくなる、姿勢が美しくなる、肩こりや腰痛が改善するといった効果が期待できます。

初心者に適したおすすめメニューには、バックエクステンション、ワンハンドロウイング、ラットプルダウンなどがあります。自重で行う場合は、うつ伏せになって両腕を前に伸ばし、肘を曲げながら後ろに引くトレーニングなども効果的です。背中は普段意識しにくい部位ですが、トレーニング中は肩甲骨を寄せる意識を持つと、より効果的に鍛えられます。

③太もも前側

太ももの前側にある大腿四頭筋を鍛えることは、下半身全体の引き締めや代謝アップに繋がります。日常生活で歩いたり、階段を上ったりする際にも重要な筋肉です。

おすすめのトレーニングメニューとしては、スクワットが代表的です。スクワットは、お尻や太もも全体を一度に鍛えられる全身運動でもあります。初心者の場合は、椅子に座るように腰を下ろすハーフスクワットから始め、徐々に深くしゃがむフルスクワットに挑戦していくと良いでしょう。また、ランジも太もも前側を効果的に鍛えることができるメニューです。正しいフォームを意識して、膝がつま先よりも前に出ないように注意しましょう。

④太もも裏側

太ももの裏側にあるハムストリングスを鍛えることは、ヒップアップや下半身のバランスを整える上で重要です。ハムストリングスが強化されると後ろ姿がより美しく見えます。

おすすめのトレーニングメニューとしては、ルーマニアンデッドリフトやレッグカールマシンなどがあります。自宅で行う場合は、ヒップリフトも効果的です。仰向けに寝て膝を立て、お尻を天井に向かって持ち上げる動作を繰り返します。太ももの裏側やお尻の筋肉が使われていることを意識しながら、ゆっくりとした動作で行いましょう。

⑤腹部

腹筋を鍛えることは、ぽっこりお腹の解消や美しいくびれ作り、姿勢改善に繋がります。腹部には、腹直筋、腹斜筋、腹横筋といった複数の筋肉があります。

初心者におすすめのメニューとしては、プランク、ドローイン、クランチなどが挙げられます。プランクは、体幹を鍛える基本的なトレーニングで、腹筋全体をバランス良く鍛えることができます。ドローインは、お腹をへこませたまま呼吸を続けることで、インナーマッスルを鍛える効果があります。クランチは、仰向けに寝て上体を丸める動作で、腹直筋を効果的に鍛えられます。これらの腹筋運動は、自宅でも手軽に行えるため、毎日の習慣に取り入れやすいです。

トレーニング期間ごとの進め方

筋トレは、開始時期によって適切な進め方が異なります。段階的に負荷を上げていくことで、安全かつ効果的に筋肉を鍛えることができます。

1ヶ月目

筋トレ開始から1ヶ月目は、体が運動に慣れていない初心者期間です。この時期は、まず正しいフォームを習得することに集中しましょう。無理な重さや回数で追い込むのではなく、自重トレーニングを中心に全身をバランス良く鍛えるのがおすすめです。

例えば、スクワット、プッシュアップ(膝つき腕立て伏せ)、プランクなど基本的な動きを週に2〜3回程度取り入れます。1回あたりのトレーニング時間は30分程度を目安にし、筋肉痛がひどい場合は、無理せず休息を取りましょう。焦らず、楽しみながら体を動かす習慣を身につけることが大切です。

2〜3ヶ月目

筋トレ開始から2〜3ヶ月目は、体がトレーニングに慣れてくる中級者への移行期間です。正しいフォームが身についてきたら、徐々に負荷を上げてみましょう。

例えば、自重トレーニングの回数を増やしたり、ダンベルなどの軽い器具を導入したりするのも良い方法です。また、全身を一度に鍛えるメニューに加え、部位ごとに分けてトレーニングを行う「分割法」を取り入れることも検討できます。週に3回程度の頻度で各部位を効率的に鍛えることで、筋力向上や体型変化をより実感しやすくなります。

4ヶ月目以降

筋力トレーニングを開始して3ヶ月頃から、筋肉の成長が感じにくくなる「停滞期」にぶつかることがあります。この停滞期は、トレーニングの効果が頭打ちになる現象を指し、初心者から上級者まで誰にでも起こりうるものです。

停滞期を乗り越えるためには、トレーニングメニューの種類を増やしたり、負荷をさらに上げたり、セット間の休憩時間を短くしたりするなど様々な工夫が必要です。また、パーソナルトレーナーに相談して、より専門的なアドバイスを受けるのも良いでしょう。常に新しい刺激を筋肉に与え続けることで、さらなる筋力向上や理想の体型を目指すことができます。

週ごとのトレーニング計画例

ここでは、ライフスタイルに合わせて実践しやすい週ごとのトレーニング計画例をいくつかご紹介します。ご自身の体力レベルや目指す目標に合わせて、柔軟に調整してみてください。

週1回のトレーニング例

週1回のトレーニングでも、全身を効率的に鍛えることは可能です。週末などにまとまった時間を確保できる方や筋トレを始めたばかりの初心者の方におすすめの頻度です。この場合、上半身と下半身をバランス良く鍛える全身トレーニングが効果的です。

上胸にはプッシュアップ(腕立て伏せ)やダンベルプレス、背中にはワンハンドロウイングやバックエクステンション、腕にはアームカールやフレンチプレス、肩にはサイドレイズなど、複合的に筋肉を使う種目を組み合わせると効率的です。各部位2〜3種目ずつ、10〜15回×3セットを目安に行いましょう。

また、下半身の筋肉は、全身の筋肉量の約7割を占めているため、鍛えることで基礎代謝が上がり、痩せやすく太りにくい体質へと改善されます。おすすめの種目はスクワット、ランジ、ヒップリフト、カーフレイズなどです。特にスクワットは、お尻や太もも全体を効果的に鍛えられる王道メニューです。各部位2〜3種目ずつ、10〜15回×3セットを目安に行いましょう。下半身は、特に大きな筋肉なので、トレーニング後はしっかりとクールダウンを行い、筋肉の回復を促すことが重要です。

週2〜3回のトレーニング例

週2〜3回のトレーニングは、筋肉の成長に必要な休息を確保しつつ、継続的に刺激を与えられる理想的な頻度です。初心者から中級者まで幅広くおすすめできる頻度と言えます。例えば、曜日ごとに鍛える部位を分ける「分割法」を取り入れることで、各部位に集中して負荷をかけられます。

胸部を鍛える場合、胸筋全体をバランス良く刺激することが重要です。大胸筋を鍛えるおすすめのトレーニングには、チェストプレスマシンやペックフライマシンといったジムのマシンを使用する他、自重で行う膝つき腕立て伏せや合掌トレーニングなどがあります。これらの種目を組み合わせることで、バストアップやデコルテラインの改善効果が期待できます。軽めの負荷で15〜20回繰り返すことを意識し、2〜3セット行いましょう。トレーニング中は胸の筋肉がしっかりと収縮しているかを感じながら取り組むことが大切です。

背中には広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋など多くの筋肉があります。週2〜3回のトレーニングではこれらの筋肉を効果的に鍛えるメニューを取り入れましょう。ジムではラットプルダウンやシーテッドロウイング、ワンハンドロウイングなどが効果的です。自重で行う場合はバックエクステンション(背筋運動)やバックスクイーズ(タオルを使った背中を寄せる運動)もおすすめです。各10〜15回×2〜3セットを行うのが目安です。

腕の裏側にある上腕三頭筋は、二の腕のたるみを解消し、引き締まった腕を作るために重要な筋肉です。上腕三頭筋は、腕の筋肉量の約6割を占めており、鍛えることでスッキリとした二の腕を目指せます。おすすめのトレーニングには、フレンチプレスやトライセプスキックバック、ナロープッシュアップなどがあります。ダンベルや水の入ったペットボトルを使って自宅でも行えます。肘を固定し、上腕三頭筋の伸び縮みを意識しながら10〜15回×3セットを目安に行いましょう。無理のない重さで正しいフォームを維持することが大切です。

腕の前側にある上腕二頭筋は、力こぶを作る筋肉として知られています。上腕二頭筋を鍛えることで腕全体にメリハリが生まれ、バランスの取れた腕を目指せます。おすすめのトレーニングには、ダンベルカールやハンマーカールなどがあります。ダンベルがない場合は、水の入ったペットボトルなどで代用することも可能です。肘を固定し、反動を使わずに上腕二頭筋の収縮を意識しながら行いましょう。10〜15回×3セットを目安に行うことで効果的に鍛えられます。

トレーニング負荷の調整ポイント4つ

筋トレの効果を最大限に引き出し、安全に行うためには適切な負荷設定が重要です。性別や年齢、体力レベルに応じて柔軟に負荷を調整しましょう。

ポイント1:性別

筋トレにおける負荷の調整は、性別によって考慮すべき点があります。一般的に女性は、男性に比べて筋肉がつきにくい傾向にあるため、同じ種目でも軽めの重さで回数を多めに設定することが効果的です。女性が大胸筋を鍛える場合、筋肥大を抑えつつ、しなやかな筋肉を形成するために軽めの負荷で15~20回繰り返すことが推奨されます。男性のように高重量を扱うよりも正しいフォームでターゲットとなる筋肉に意識を集中させ、丁寧な動作で行うことが大切です。また、女性はホルモンバランスの変化によって体調が左右されやすいため、その日の体調に合わせて無理のない範囲で負荷を調整することも重要です。

ポイント2:年齢

年齢によっても筋トレの負荷調整は、重要です。特に高齢者の場合、関節への負担を考慮し、より軽めの負荷で回数を多めに行うことが推奨されます。転倒予防や日常生活の動作改善を目指す場合は、バランス能力を養うトレーニングも取り入れると良いでしょう。若い世代であれば、比較的高い負荷をかけても問題ありませんが、成長期にある場合は骨や関節に過度な負担をかけないよう注意が必要です。どの年代においても無理な負荷は、怪我のリスクを高めるため、自分の体の声に耳を傾け、痛みを感じる場合は、すぐに中止し専門家に相談するようにしましょう。

ポイント3:体力レベルに合わせる

筋トレの負荷調整は、個人の体力レベルに合わせることが最も重要です。初心者の方は、まず自重トレーニングから始め、正しいフォームを身につけることに重点を置きましょう。無理に重い負荷をかけるとフォームが崩れて、怪我の原因になったり、目的の筋肉に効かせられなかったりすることがあります。慣れてきたら少しずつ回数を増やしたり、ダンベルやチューブなどの軽い器具を取り入れたりして、徐々に負荷を上げていきましょう。中級者や上級者になるにつれて、より高負荷のトレーニングや複雑な動きを伴う種目にも挑戦できるようになります。自分の体力レベルを正確に把握し、常に「少しきついけれど、正しいフォームでできる」程度の負荷を維持することが効果的なトレーニングに繋がります。

ポイント4:安全を考慮する

筋トレにおける負荷調整では、何よりも安全を優先することが大切です。特に腰痛などの持病がある場合や以前に怪我をした経験がある場合は、専門家やトレーナーに相談し、自分に合った負荷とフォームを確認しましょう。無理な負荷は、関節や筋肉に過度なストレスを与え、怪我のリスクを高めます。例えば、デッドリフトやスクワットなど、腰に負担がかかりやすい種目を行う際は特にフォームに注意し、最初は非常に軽い重量から始めることが重要です。トレーニング中に痛みや違和感を感じた場合は、すぐに運動を中止し、無理をしないようにしましょう。安全な環境で正しい知識を持ってトレーニングに取り組むことが、長期的な継続と効果的な体作りを可能にします。

トレーニング継続の秘訣3つ

筋トレは継続が最も重要です。モチベーションを維持し、運動習慣を生活に組み込むための秘訣を知ることで理想の体を手に入れましょう。

①目標設定と進捗の確認をする

筋トレを継続するためには、明確な目標を設定し、その進捗を定期的に確認することが有効です。

例えば、「〇ヶ月後までに〇kg痩せる」「体脂肪率を〇%にする」「この種目で〇kgの重さを扱えるようになる」といった具体的な数字や期限を設定すると良いでしょう。目標が曖昧だとモチベーションを維持しにくいですが、具体的な目標があればそれに向かって努力する意欲が湧いてきます。また、日々のトレーニング内容や体重、体脂肪率の変化などを記録することもおすすめです。筋トレアプリを活用したり、ノートに書き留めたりすることで自分の成長や変化を客観的に把握でき、モチベーションの維持に繋げることができます。

②生活に合わせた運動習慣を確立する

筋トレを継続する上で大切なのは、生活に無理なく溶け込む運動習慣を確立することです。毎日決まった時間にジムに行くのが難しい場合でも、短時間でできるトレーニングメニューを用意したり、自宅で手軽にできる自重トレーニングを取り入れたりするなど工夫してみましょう。

例えば、朝の通勤前に少し体を動かす、お風呂上がりにストレッチを取り入れる、テレビを見ながら腹筋をするなど「ながらトレーニング」も有効です。また、毎日完璧にこなす必要はありません。「たまにはサボっても大丈夫」という柔軟な考え方も長期的な継続には不可欠です。週に何回か、決まった曜日や時間にトレーニングをする習慣をつけることで意識しなくても自然と体が動き出すようになります。

③モチベーションを維持するための工夫をする

筋トレを継続するためには、モチベーションを維持する工夫が欠かせません。

例えば、お気に入りのトレーニングウェアやシューズを新調するのも良い方法です。新しいアイテムは、気分を高め、ジムへ足を運ぶきっかけにもなります。また、好きな音楽を聴きながらトレーニングしたり、友人やトレーナーと一緒に取り組んだりするのもおすすめです。誰かと一緒に頑張ることで、互いに励まし合い、モチベーションを保ちやすくなります。トレーニングの成果がすぐに現れないとモチベーションが下がりがちですが、体に変化が起こるまでには最低2〜3ヶ月かかると言われています。焦らず、長期的な視点を持つことが大切です。小さな変化に気づき、自分を褒めることも、モチベーション維持に繋がります。

理想の体を手に入れましょう

週2〜3回の頻度で全身をバランス良く鍛えるメニューを中心に準備運動からクールダウンまでの一連の流れを習慣にしましょう。そして何よりも明確な目標設定、生活に合わせた運動習慣の確立、モチベーション維持のための工夫が筋トレを継続し、理想の体を手に入れるための秘訣です。

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