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マクラメ編みとは?基本の結び方からおしゃれなコースターの作り方まで解説
目次
マクラメ編みとは、紐や糸を手で結び、様々な模様を生み出す手芸の技法です。この記事では、マクラメ編みに興味を持った初心者の方に向けて、その基本から解説します。道具をあまり必要とせず、簡単な結び方をいくつか覚えるだけで、最初の一歩としておしゃれなコースターなどの小物作りが楽しめます。
この記事を参考に、基本的な結び方やコースターの作り方をマスターして、マクラメ編みの世界に触れてみてください。
紐を結んで模様を生み出す手芸「マクラメ編み」の魅力とは
マクラメ編みは、紐を手で結び合わせることで、美しい模様や立体的な柄を生み出す手芸です。その歴史は古く、装飾や実用的な意味を持つ結びの技術として世界各地で発展してきました。英語では「Macrame」と表記されます。
特別な道具が少なくても始められる手軽さが人気の理由で、多くのハンドメイド作家が多様な作品を発表しています。壁を飾るタペストリーのような大きな装飾から、アクセサリーなどの小さな作品まで作れる自由度の高さが魅力です。同じ結び方でも紐の種類や太さを変えるだけで全く異なる表情の模様が生まれ、その奥深さも楽しめます。
マクラメ編みを始める前に揃えたい道具と材料
マクラメ編みは、多くの専用道具を必要としないため、手軽に始められるのが魅力です。基本的には、好みの紐(コード)とハサミ、長さを測るメジャーがあれば、すぐにでも作品作りをスタートできます。
最近では100均でも材料が手に入り、初心者向けに必要なものが一式揃ったキットも市販されています。より本格的に学びたい場合は、作り方を直接教えてもらえる教室や、自宅で学べる通信講座の利用も一つの方法です。フェリシモなどで提供されているキット付きの講座や、様々なデザインが掲載されているの本を参考にするのも良いでしょう。
マクラメ編みに使う紐(コード)の種類と選び方
マクラメ編みで使用する紐は、マクラメコードやマクラメ糸と呼ばれ、多種多様な種類があります。素材はナチュラルな風合いのコットンや麻紐が一般的ですが、作りたい作品のイメージに合わせて選ぶことが大切です。
紐の太さによって作品の仕上がりの印象は大きく異なり、太いロープは存在感のあるインテリアアイテムに、細い糸は繊細なアクセサリー作りに適しています。必要な紐の長さは、作るもののサイズや結び方の密度で変わるため、レシピを参考にして少し余裕を持って準備しましょう。基本に慣れたら、リボンやレース、細く裂いた布など、様々な素材のひもを試してみるのも創作の幅が広がります。
ハサミやメジャーなど、あると便利な基本の道具
マクラメ編みにおいて、紐をカットするためのハサミと長さを正確に測るメジャーは不可欠な基本道具です。これらに加えて、作業効率を上げるためにあると便利な道具がいくつか存在します。
例えば、編んでいる途中で紐を固定するためのクリップや、土台として使えるコルクボードとマチ針は、編み目を安定させるのに非常に役立ちます。また、タペストリーやプラントハンガーを制作する際には、デザインの土台となる流木やウッドリングが必要になることもあります。これらの補助的な道具は、作る作品のデザインに応じて揃えていくと良いでしょう。
まずは覚えたい!マクラメ編みの基本的な結び方3選
マクラメ編みには多くの結び方が存在しますが、いくつかの基本の結び方を習得するだけで、様々な作品を制作できるようになります。最初は難易度の低い簡単な結び方からマスターしていくのが、上達への近道です。ここでは、特に使用頻度が高く、初心者の方でも挑戦しやすい基本的な結び方のやり方を3つ紹介します。
もし文章だけでは分かりにくい場合は、youtubeなどで実際に結んでいる方の動画を参考にすると、より理解が深まります。上達のコツは、焦らず一つ一つの結びを丁寧に覚えることです。
最も基本的な結び方「平結び」
平結びはマクラメ編みにおいて最も広く使われる基本の結び方の一つです。
通常は4本の紐を1セットとし中央の2本を芯にしてその両側にある紐を左右交互に結びつけていくことで平らな面(平編み)を形成します。この結びを繰り返すことでブレスレットの帯部分やタペストリーの広い面を作ることが可能です。基本は4本ですが芯糸の本数を増やして6本や8本で編むこともできそれによって幅の広い模様が作れます。左右の結びの力加減を均等に保つことが歪みのない綺麗な平編みを作る上でのポイントです。
棒や輪に紐を取り付ける「輪結び(巻き結び)」
輪結びは、タペストリー制作で使う流木やプラントハンガーのリングなどに、制作のベースとなる紐を取り付ける(結びつける)際に用いる基本の結び方です。巻き結びという別名でも知られています。
やり方は、1本の紐を二つ折りにし、その輪になった部分を棒の手前から奥へとかけます。そして、手前に垂れている紐の端2本をその輪の中に通し、引き締めるだけで簡単に紐を取り付けられます。この結び方を横方向に連続させると「横巻き結び」という技法になり、美しい直線的なライン模様を描くことが可能です。
らせん状の模様が作れる「ねじり結び」
ねじり結びは、平結びの応用で、左右交互ではなく常に同じ方向からのみ結びを繰り返すことで、自然とらせん状の模様を生み出す結び方です。
平結びと同様に、芯となる2本の紐と、その周りを結ぶ2本の計4本を基本として使用します。結びを進めていくうちに編み地が自然と回転し、立体的なねじれたデザインになるのが大きな特徴です。この装飾的な見た目は、プラントハンガーの吊り下げ部分やブレスレットのデザインのアクセントとして効果的に用いられます。簡単な工程で表情豊かな模様が作れるため、初心者にもおすすめの技法です。
初心者向け!基本の平結びで作るマクラメコースターの作り方
基本的な結び方を覚えたら、次は実際に簡単な小物作りに挑戦してみましょう。ここでは、マクラメ編みの基本である「平結び」を主に使って作る、マクラメコースターの作り方を紹介します。
四角い形のコースターは、同じ結び方を何度も繰り返すだけで完成させられるため、初心者向けのレシピとして最適です。自分だけの手作りコースターがあれば、いつものティータイムがより特別なものになるはず。まずは小さな作品を完成させる達成感を味わってみてください。
コースター作りに必要な材料と道具
マクラメコースター作りに最低限必要な材料と道具は、マクラメコード、ハサミ、そして長さを測るメジャーです。作業をスムーズに進めるためには、編み始めの紐を固定するマスキングテープや、台になるコルクボードがあると便利です。
デザインによっては丸や円といった形も作れますが、初心者はまず四角い形から始めるのが良いでしょう。仕上げにフリンジを整える場合は、コームを用意しておくと綺麗に仕上がります。
マクラメコースターの作成手順
ここでは具体的な作成手順を解説します。
1.まず土台となる芯紐を1本用意し作業しやすいようにテーブルにマスキングテープで固定します。
2.次に編んでいくための紐を複数本芯紐に輪結びで等間隔に取り付けていきましょう。
3.全ての紐を取り付け終わったら端から順番に平結びを繰り返して面を作っていきます。この際結ぶ力が均一になるように意識すると仕上がりがきれいになります。
4.目標のサイズまで編み進めたら最後にフリンジ部分の長さをハサミで切りそろえて完成です。コームでフリンジを丁寧に梳かすとより洗練された見た目になります。
コースター以外にも挑戦!マクラメ編みで作れるアイテム例
マクラメ編みは、コースターのような小さな実用小物から部屋を彩るインテリア、日々のファッションに取り入れられるアイテムまで、発想次第で多岐にわたる作品を制作できます。いくつかの基本の結び方を組み合わせるだけで、デザインのバリエーションは格段に広がります。
ここでは、コースター作りに慣れた方が次に挑戦しやすい、人気のマクラメアイテムの例をご紹介します。服飾小物など、日常的に使えるものを自分の手で作れるのもマクラメ編みの大きな魅力です。
お部屋をおしゃれに飾るプラントハンガー
プラントハンガーは、観葉植物が入った植木鉢を吊るして飾るためのアイテムで、マクラメ編みで作られる代表的な作品の一つです。ハンギングプランターとも呼ばれ、空間を有効活用しながら、おしゃれなグリーンインテリアを実現できます。
平結びやねじり結びといった基本的な結び方を組み合わせるだけで、様々なデザインのハンガーを作ることが可能です。特に、下に垂れ下がる種類の植物や、個性的な形のサボテンなどとの相性が抜群です。窓辺や天井から吊るすだけで、お部屋にナチュラルで温かみのある雰囲気を加えることができます。
壁のインテリアに最適なタペストリー
マクラメタペストリーは、流木や木の枝などに紐を結びつけて制作する壁飾りで、インテリアのアクセントとして人気があります。様々な結び方を自由に組み合わせ、幾何学模様や美しいフリンジをデザインすることで、個性豊かな表現が楽しめます。
存在感のある大きな作品は部屋の主役になり、小ぶりなものは他の雑貨と合わせて飾ることも可能です。円形のリースやフレームに編みつけるなど、アレンジの幅も広いのが特徴です。
ボヘミアンやナチュラルテイストのインテリアと特に相性が良く、ラグのような温かみを壁面に演出できます。
ファッションのアクセントになるアクセサリーやバッグ
マクラメ編みは、ファッション小物の制作にも応用できます。
細い糸を使えば、ミサンガやネックレス、ピアスといった繊細なアクセサリーを作ることが可能です。天然石などのパーツを編み込む「石包み」という技法を用いれば、オリジナルのチャームやお守りも制作できます。また、太めの紐でざっくりと編んだマクラメのバッグや巾着袋は、特に夏のコーディネートに映えるアイテムです。他にもキーホルダーやお花のモチーフ、犬用のリードなど、アイデア次第で様々なものが生まれます。
作り方を学び、様々な作品を作ってみましょう
マクラメ編みは、紐と自分の手さえあれば気軽に始められる手芸でありながら、結び方の組み合わせによって無限のデザインを生み出すことができる奥深い魅力を持っています。
この記事では、マクラメ編みの基本的な知識から、初心者でも挑戦しやすい「平結び」「輪結び」「ねじり結び」といった代表的な結び方、そしてそれらを活用したコースターの作り方までを解説しました。
コースター作りで基本をマスターすれば、プラントハンガーやタペストリー、アクセサリーといった、より応用的な作品作りにもスムーズに進むことができます。まずは身近な道具を揃えて、簡単な小物作りからマクラメ編みの楽しさを体験してみてください。